経済的自由に近づく節約術 <細かなこと編①>

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 かなりの文字量があります。目次を読んで、気になる項目だけを読む読み方をお勧めします。

 

 

塵も積もればなんとやら

 節約は “塵も積もれば山となる” と言われます。この記事では細かな日常の節約術をお教えします。ストレスなく続けられるものを中心にご紹介します。一緒に節約生活を楽しみましょう。

手数料を払わない

 時間外ATMの引き出し手数料、クレジットの分割手数料、公共料金が引き落としできなかった際の振り替え手数料などを払っていませんか?一回の値段が100円ほどとワンコインなので気にしていない方がいらっしゃるかと思います。しかし、10回行えば1000円になりますので意外と馬鹿にできません。

働き盛りの<br>会社員
働き盛りの
会社員

たまに緊急で引き出さないといけないことがあるのよ

 お金は一か月に一回多めに引き落としておく、何十万かは常に家に隠しておく、クレジットの分割は手数料がかからない分割回数にする、公共料金などの引き出しをする口座はお給料が入ってくる口座に指定しておく。などの対策が有効です。

 手数料のために、嫌な仕事を何十分かしていることになりますので、その意識をもって生活しましょう。

 

図書館を利用する

 市立図書館は、文庫本だけではなく、雑誌、漫画、DVD、CD、新聞、絵本、紙芝居が置いてあります。誰でも入館でき、時間を気にせずどれでも読むことができます。最近はカフェや雑貨屋さんと併設しているところもあります。レンタルするのは市民でなければならないところが多いですが、市民以外でも近くの市に住んでいればレンタルできる図書館もあります。

 新発売の本は置いてありませんが、気になる本があるが購入するまででもないものや、本を購入するのは物が増えるので嫌だという方にお勧めです。

 子供をお持ちの方には特におすすめします。子供は成長していきますし、レンタルすることで様々な本と触れあうことができるからです。

 

お水を無料で頂く

 大きな規模のスーパーには、そのスーパーの会員カードを持っていれば無料サービスでお水がもらえるところがあります。私の地域ではゆ○タウンがあります。容器を持ってこなければいけませんし、一回何リットルまでという制限がありますが、スーパーに買い物をしに行くついでに汲むと、最低限その日のお水の節約ができます。

 年齢が高い方や、体力に自信がない方以外にはとてもおすすめできる節約になります。

衝動買いをしない・妥協しない

 品物の外見だけに騙されてしまうと、価格に対して品質が著しく低いものを買わされてしまう確率が高くなります。欲しいものができた際には、手触りや素材、サイズなど十分に検討してください。また、一度家に帰って、もう一度検討することを強くおすすめします。意外と物欲は一時的なものだと気づき、無くなっていきます。一か月たっても欲しいと思うものは本当に欲しいものです。100円ショップはお得さ故に物欲がヒートアップしますので注意してください。サイズが何センチ、素材はこの素材など、購入基準を明確にし、基準をすべてクリアする物しか購入しないようにするのがよろしいかと思います。

昔100円均一で購入したものは、今全く残ってないかも

nami
nami

これからは購入基準を明確にして入店しよう

 “良いものを長く使う”という考えは、節約になります。良いものって高価なものだよねって思いますよね。良いものとは使用していて“心地良いもの”です。それが100円均一のものであっても100万円であっても死ぬまで使用し続けていれば節約になります。

 残念ながらいいものと巡り合う確率は低いのです。彼氏・彼女探しのように、ビビビとくるものはあまりありません。なぜかというと、人に求められる物や良いものは、それだけ需要が高いからです。広告や宣伝をして売り込まなくても買ってくれる人が一定数いますので、近所のスーパーや安売りのスーパーにははっきり言って良いものはあまりありません。向こうから宣伝してくるもの(チラシ等)は売り込まなければならない理由があるということを頭に入れておいて利用してください。

 心地良いものと巡り合うには、自分から探し求めていくスタンスでいかなければなりません。近くの手軽に手に入る物で妥協していては、乗り換え乗り換えで結局高くつくでしょう。人生の伴侶を探す心で購入を決めるようにしましょう。

市報や市のHPをチェック

 

nami
nami

目立たないところに意外とお得な情報がのってますよ!

 市報や市のHPには、無料で参加できるイベントや、低価格の講座の案内、ワクチンの案内、求人、などの案内が載っています。市の情報になりますので、自宅からすぐ近くにこんなに高コスパの講座があったんだ、市はこんな活動をしているんだという気づきになります。

 特に私がおすすめするのはワクチン情報です。市が風疹・麻疹のワクチンを無料で行っていましたので、条件がありますが、一回分無料で行うことができました。高齢者の方もインフルエンザワクチンを低価格でうつことができるようです。市によって補助の基準が異なるようですので要確認です。

 高い住民税を支払っていますから、活用できるところはしっかりと活用しましょう。

特定のごみだけ外部に回収してもらう

 牛乳パック、アルミ缶(つぶさないでください)、食品トレイ、段ボールなどはお店が回収してリサイクルしているところがあります。普段利用しているスーパーの入り口付近をよく見てください。意外と回収ボックスが置いてあります。

 ゴミにするよりもリサイクルした方が環境に良いですし、そのぶん家庭ごみが減りますのでごみ袋を購入しなくて済みます。

 ゆ○タウンは不定期で洋服を5点まで無料で回収するイベントを行っています。持っていくと500円分の割引券(日用品限定・使用期限短め)が一枚もらえます。このようなお得なイベントをチェックしましょう。

nami
nami

ゆ○タウンの回し者ではありません。

フリマアプリを駆使する

 フリマアプリはリサイクルショップと違って店舗型ではありませんので、お店の維持費がない分高く売れます。しかも、売値は自分で決められます。せっかく店舗まで足を運んで売りに行ったのに「○百円です。」なんて言われたら一瞬時間が止まりますよね。

nami
nami

え………………‼  思ったより安いな

でも時間かけて査定してもらったし、断るのは気まずくなりそう…。    ええい売っちゃえ‼

nami
nami

はい!…よろしくおねがいします!☺

 おすすめはメルカリです。販売手数料は10%と高いですが、ユーザーが圧倒的に多いため、売れやすいです。また、売る方が販売しやすいような工夫があります。他に有名なのはラクマです。ラクマは手数料8%ですが、メルカリほどユーザーがおらず、販売手数料がどんどん上がて来ています。

日用品は在庫をできる限り一本化

 トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤、消毒用品は“専用” なので意外と高いです。安価なもので兼用することができれば、節約になります。

 まとめることができればまとめて、在庫を一本化してしまいましょう。

 例えば、ティッシュは使用せず、トイレットペーパーのみにする、専用の洗剤をやめて住宅用洗剤にまとめる、石鹸を使用するなどです。住宅用洗剤はウタマロ洗剤をおすすめします。ウタマロ洗剤でお風呂掃除ができたり、襟と袖を洗うことができたり、油汚れを取ることができたり、窓の掃除もできます。石鹸に関しては別の記事で語っていますのでそちらを覗いてみてください。

家で洗濯できるサイズの物を購入する

 布もの(毛布、ひざ掛け、カーテン、ラグ、マット類)は、洗濯機可の物(ウォッシャブル)のもの、サイズが洗濯機に収まるものを購入しましょう。クリーニング店に出すと一回1000円以上、コインランドリーは、乾燥までで一回600~1000円します。自宅で洗濯できる方が圧倒的に安くなりますし、時間も節約できます。物を購入するときに気を付けてみてください。

車に乗るサイズの物を購入する

 意外と見落としがちなのが家具のサイズです。一軒家にお住まいの方で、その場所に永住する方はこちらの項目は飛ばしてください。

 なぜ車に乗るサイズのものを推奨するかというと、引っ越しの費用がガクンと下がるからです。一人暮らしの方や転勤が多い方は車に乗せることができるサイズのものや折りたたんで車に乗せることができるものを購入するのがおすすめです。

 レンタカーを借りて自分一人で引っ越すことができれば、1~2万円で済みます。

 引っ越し業者では、引っ越し費用は時期と物の量と引っ越しの距離に左右されます。この中で変えやすいものは量です。量はトラックや籠何台分で計算されます。二台分より一台分が安いのは明白です。また、物が小さくコンパクトな方は籠単位のプランがあります。籠一個分のらくらく引っ越しプランがありますので、そちらも候補に挙がりあがりますよね。

バスタオルの廃止

 バスタオルを毎日使用していると、すぐに洗濯を回さなければならなくなります。その分洗剤もお水も電気代もかかります。家族分もあると干す場所を考えるのも大変ですよね。

 個人個人の考え方があると思いますが、筆者の考えとしては、体をきれいに洗った後、水滴をふき取るだけなのに大きく包み込むようなサイズの物は必要ないと思います。ちなみに筆者は毎日フェイスタオルです。特に問題はありません。

 最近はミニバスタオルなど少しサイズの小さなタオルが発売されています。洗濯も苦になりませんし、とてもおすすめです。

LED電球への取り換え

 今では皆さんご存じかもしれませんが、LED電球は電気代が安く、寿命が長いです。購入価格は高めですが、電気代は固定費になりますので長い目で見て固定費を削減することができます。

 特に電球がいくつかついているおしゃれなライトにはLEDがおすすめです。一般的な電球にしてしまうと、一つの電球が切れて、取り換えた後にまた一つ電球が切れてしまい、また取り換えての繰り返しになる可能性があります。電球わんこそば状態になります。

するメイクしないメイクを決める

 女性の方は共感してくださるかと思いますが、メイク道具は高いんですよね。アイシャドー、アイライン、アイブロウ、チーク、ハイライト、マスカラ、コンシーラー、パウダー、ベース、ファンデーション、リップ、グロス、口紅等々。兼用できず、一つの部位専用が多いです。一つ何千円もします。1000円以下でプチプラと言われます。デパートコスメは1万円近くの値段がします。そしてそれは消耗品です。毎日落とします。

 そこで、兼用できるものは兼用するか、しないことを決めます。例えば、オールインワンのクリーム(BB、CCクリーム)を使用する、アイシャドーのホワイトをハイライトに使用する、アイシャドーは、シンプルなマットの色を購入し、混ぜ合わせて新たな色を作る、ラインはひかずにアイシャドーの茶色を引く、チークはやめるなどです。

 私が経験してみて特に良いと感じたのがチークをやめるです。目の下側にメイクをすると魅力が落ちるそうですので、やめることで魅力アップにも繋がります。また、頬の毛穴が詰まりづらくなりました。

nami
nami

接客業だしメイクは削れない!という方は無理しなくてもいいと思います。お顔のコンディションは普段のモチベーションにも関わりますのでできる範囲で。

脱毛器・電動カミソリの購入

 脱毛は、お店で行うと部位にもよりますが全身で20~30万ほどかかります。しかも回数制限があるところがあります。寝ているだけで店員さんがきれいに脱毛してくれますが、節約家にとっては高すぎますよね。家庭用の脱毛器は初期費用が約3万~10万ほど掛かりますが、お店よりも使用できる回数が多く、時間ができたときにいつでも脱毛できます。維持費等もかかりませんので割安です。また、家族がいらっしゃれば、家族と共同で使用することができるのでさらにお得です。

 しかし、家庭用の脱毛器は背中やVIOなどの自分でしにくいところは時間がかかります。自分で絶対にしたくない方や、背中・VIOがきれいに脱毛できるか不安な方は、背中・VIOはお店で行い、ほかの部位は自分で脱毛するのが良いかもしれません。

 電動カミソリは、かなり高コスパです。市販の使い捨てのカミソリは切れ味が初めから悪いものや、すぐに切れ味が悪くなるものがあります。電動カミソリは刃の切れ味が使い捨ての物よりもかなり良く、切れ味がほぼ落ちません。また、妙な剃り方によって皮膚から出血することもほぼありません。

 

市販薬を購入しすぎない 

 薬を得る方法は2つあります。薬局で購入する方法と、病院で医師から処方箋を出してもらう方法です。薬局で購入する際は10割自己負担ですが、病院で処方箋を出してもらうときは、3割(一部の人は1割)自己負担になります。なので、病院で薬を出してもらう方がお得です。

 日本は国民皆保険制度で、全国民加入義務があります。普段から保険料を支払っていますので、極力保険を利用することをお勧めします。病院を受診した方が専門家に診てもらえて適切な薬を出してくれます。市販の薬は、緊急の際と、お守り替わりに持っておくだけにしておくなど決めておくのがおすすめです。

nami
nami

今はセルフメディケーション制度というものがありますそちらも利用しましょう。

 

冷房ではなく除湿で

 湿度が高いと体感温度が高くなります。カラっと乾いているよりもジメジメしているほうが過ごしにくいですよね。そこでエアコンの除湿機能を使用して湿度を下げてみてください。冷房ほどではありませんが、室温が下がります。また、除湿機能は通常の冷房よりも電気代がかかりません。少し暑いなと感じたら除湿機能がおすすめです。

冷房は風向きを上向きに、暖房は下向きに

 冷たい空気は下に溜まり、温かい空気は上に溜まります。

 夏の暑い日はエアコンの風向きを上向きにして上から下に冷たい空気が流れるようにします。冬の寒い日はエアコンの風向きを下向きにして温かい空気が下から上に流れるように工夫すると部屋の温度が早く均等になります。

洋服は必ず試着・購入回数を決めておく

 洋服には大まかにS,M,Lの三種類サイズがありますが、同じ骨格の人が誰一人として存在しないのに3種類のサイズに分けるのは結構無謀ですよね。人によっては肩幅が大きい人、胴長の人、腕が長い人、腕が太い人、首が太い人、胸が大きい人など、偏りがあると思います。通販や店舗で一目ぼれして購入したものの、サイズが合わず、着なくなってしまうのはもったいないです。

 通販で気になったものは一度実店舗で見てみる、洋服を購入するときは必ず試着すると決めておくと、気に入ったものを長く心地よく着続けられます。

 また、洋服は、年に何回しか買わないと決めておくのもおすすめです。例えば、年四回と決めるとします。四季の初めにその季節に使用する洋服を一回だけ購入する。などです。回数が少なすぎるとストレスになって逆にたくさん購入してしましますので自分に合った回数を設定してください。

カーテンを床につけるまで長くするか窓に断熱シートを貼る

 室内の気温を一定に保つには、窓への対策が必要になってきます。二重の窓であったり、十分に分厚いガラスの窓であれば必要ないかもしれません。

 窓はサッシなどに隙間があり、そこから外部の空気が入ってきています。サッシだけではなく、ガラス自体も面積が大きく、外部の温度の影響を受けやすいです。カーテンを長くして、隙間から空気が入ってこないようにするか、窓に断熱シートを貼ると、室内の温度が保たれます。水で張れる断熱シート兼目隠しシートがおすすめです。購入するのももったいないという方は、窓にお水で霧吹きをして、緩衝材(通称プチプチ)を貼ることもできます。筆者自身はプチプチをお水で窓に張り付けています。実際に窓に触ってみた時と比べて体感で1/3ほどの温度になっています。

nami
nami

見栄えはあまりよくないけれど十分断熱になります!賃貸物件にいいですよ

マイバッグを常に携帯する

 今やあらゆるもののレジ袋が有料になってしまいました。一枚3~5円ほどで、高いところは10円ほどします。

 一枚の値段はそれほど高価ではありませんが、10枚で30~50円、100円になります。自分で袋を持っておくだけで払わなくてよいので、常に袋は常備しておきましょう。不意の購入に対策するために、自分が使うカバンそれぞれに一つづつマイバッグを入れておきましょう。1つのバックに1つのマイバッグを入れるというところがポイントです。

まとめ

 いかがでしたか。節約は大きなものを見直せとも言われていますが、細かなことに気を付けるという心がけも大事だと思います。節約は筋トレと同じで、慣れるとそれほどつらいものではありません。節約が息をするように自然になってきますよ。

 私はお金=時間=命だと思っています。自分のお金であり、時間であり、命を大事にする方が少しでも増えてくれればいいなと思います。

 まだまだ細かな節約法はありますので次回その②をご紹介します。

それではまたお会いしましょう。

namiより 

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